当時、岡谷にゅう商人維新塾設立１０周年を翌年に控え、何らかの行事を模索中であった会は、今井康善氏（フキドウ）提案によるインターネットショッピングモールの構築をそのメーンイベントとし、それに付随するインターネット検索サイト等をもって１０周年記念事業とする側と、打ち上げ花火的なイベント色の濃い行事を推進する今井会長側とに別れ、インターネットショッピング案に難色を示す会長側との話し合いは平行線のまま、事業決定は難航していた。

そこへ、会長側からの「ハイブリッドショッピングモール」妄想・・もとい、構想の提案があった。それは、インターネット、紙媒体、実店舗を通じて商品を販売し、消費者まで宅配をするという前代未聞の計画であったのだ。受注〜発注〜宅配という、もはや商売の形態を超えた流通システムと呼ぶべきものであった。これには皆が驚き、あまりの壮大な計画に誰もがその計画に反対を唱えた。


しかしその後、あまりにも壮大な計画を、さも実現したかのように雄弁に語る今井会長の意見に、一人、また一人と引きずり込まれていったのであった・・。その後、岡谷市長をを囲んでの「うなぎ会」でのプレゼンテーションではこれを極め、多くの賛同者を得、最高のパートナーである「岡谷市」に協力を唱えて頂いたのである。